ディップコーティングについて

ディップコーティングとはどんなコーティング手法ですか?
コーティング対象物を、コーティング液に浸漬して、引き上げることにより製膜する装置です。ディッピング、含浸法などと呼ばれることもあります。
主な用途はどのようなものがありますか?
ナノインプリント向け離型剤コーティング、ハードコーティング、光触媒向け酸化チタンのコーティングなど色々あります。
ウェットコーティングとは、どういった手法ですか?
ディップコーティング以外に、スプレーコーティング、スピンコーティング、バーコーティングなど液体状態から薄膜を製膜する手法を言います。真空を用いて製膜するドライコーティングとの対比で用いられます。
ディップコーティングの特長はどんなものですか?
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制御速度等はどのように決めればいいでしょうか?
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ディップコーティングとスピンコーティングの違いについて教えてください。
クリップボード01
ワークの濡れ性の評価はどうすればいいですか?
一般的に接触角計、表面張力計等を用いて評価します。

 

これらの装置を用いれば定量的な評価が可能です。

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R&D用装置について

基本構成はどのようになっていますか?
R&D向け小型機は、精密引上げ機構の本体とコントロールボックスの2ユニットが基本構成になります。
他社製品との違いはどこにありますか?
当社製品は、ディッピングだけでなく、前処理(洗浄改質等)や後処理(熱硬化、UV硬化など)など一連の機能を付加した製品のご提供が可能です。また、当社装置は、振動や引上げ精度など精密駆動を特長としています。
オプションはどのようなものがありますか?
ディップコーティングに必要なユニットなどを取りそろえています。ディップコーティングは、ただ引き上げるだけでなくコーティング液の管理やワークの表面改質・洗浄などに密着性や濡れ性が変わります。当社ではその他コーティング環境も含め、一連のご提供をしています。
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R&D用ディップコーターの操作には特殊なプログラムの知識は必要ですか?
基本は、タッチパネルで数値を入力するだけですので、特にプログラムの知識は不要です。

R&D用装置導入について

装置を選ぶポイントは?
ワークサイズや引上げ速度などで選定します。お気軽にご相談ください。
主な消耗部品は?
治具など使用方法によって、発生します。
価格について教えてください。
オープン価格をとらせていただいています。お気軽に弊社までお問い合わせください。
お問い合わせ
ディッピングを試してみたいのですが、可能ですか?
R&D用小型機を中心にデモ機を取りそろえています。お気軽にお問い合わせください。
小型装置の長期レンタルは可能ですか?
ユーザー様のニーズに応えられるようご対応させていたいています。 装置の空き具合がありますので、弊社までお問い合わせください。
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その他にレンタル可能は、オプション装置はありますか?
前処理用のドライ洗浄表面改質装置、評価用の接触角計、後処理用のUV硬化装置などを取りそろえています。その他、必要な装置などご相談ください。
納期の目安は、どれくらいですか?
R&D用小型機で1.5ヶ月~2ヶ月、その他カスタマイズ装置は3~4ヶ月です。あくまで目安ですので、決算期末対応等お気軽にご相談ください。
コーティングする液について相談できますか?
ナノインプリント用離型剤やハードコートなど分野によってはご提供可能です。お気軽にご相談ください。
メンテナンスの目安はどのようなものですか?
R&D用小型ディップコーターは、基本的にメンテナンスフリーです。量産用装置は、半年に一回のメンテナンスをお勧めします。
サポート体制はどのようになっていますか?
導入後の操作指導、メンテナンスなどご対応させていただいています。
海外での導入は可能ですか?
ご対応させていただいてます。お気軽にご相談ください。
海外での導入を検討しています。標準機についても、海外の電源電圧にも対応してもらえますか?
はい、対応可能です。お気軽にご相談ください。
取扱説明書をなくしてしまいました。再度頂くことは可能ですか?
お気軽に営業技術部まで、ご連絡ください。 ご対応させていただきます。

量産用装置について

基本構成はどのようになっていますか?
ローダー、前処理洗浄、表面改質、ディッピング、乾燥(熱風乾燥、UV乾燥)、アンローダー等の工程で、筐体を一体化します。 洗浄槽やディップ槽の循環系統なども本体に付属させます。

量産用装置導入について

量産用装置の仕様の決定はどのようにすればいいですか?
ディッピング処理対象物により、処理工程は各社異なりますので、 詳細な打合せが必要です。 当社営業技術部まで、お気軽にご相談ください。
納期の目安は、どれくらいですか?
仕様について異なります。目安としては、4ヶ月から6ヶ月です。
コーティングする液について相談できますか?
ナノインプリント用離型剤や樹脂向けハードコート剤など分野によってはご提供可能です。 お気軽にご相談ください。
水俣条約により、いずれ紫外線ランプは使用できなくなるのでしょうか?

水俣条約は、一般照明用が対象ですので、紫外線ランプやプロジェクター用などの特殊用途は規制対象とはなりません。

水俣条約とは
2013年1月13-18日にジュネーブで開催された政府間交渉委員会第5回会合(INC5)で、水銀条約の条文案が合意された、水銀汚染防止に向けた国際的な水銀規制に関する新条約のことを指します。

参考リンク
日本電球工業会 http://www.jlma.or.jp/information/20130125UNEP_Suigin.pdf
経済産業省   http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/int/mercury.html

メンテナンスの目安はどのようなものですか?
量産用装置は、半年に一回のメンテナンスをお勧めします。
サポート体制はどのようになっていますか?
導入後の操作指導、メンテナンスなどご対応させていただいています。

ナノインプリント向けについて

離型剤とは?
プレス工程において、材料を金型からスムーズに取り出すために使用される薬剤のことを言います。
精密金型(モールド)に離型処理することによって、連続転写、高速転写などが可能になってきます。
一般的なプレス工程に使用される離型剤とは違うのですか?
一般的な金型成形工程で使用されている離型剤には、金型と成形材の間に塗布されて膜を形成し、自ら膜体を破壊しながら、剥離する層間離型と、金型の界面に配位した成分が、表面張力を下げることで、剥離する界面離型の2つのタイプの離型剤があります。
安価であるために、通常使用されているのは、ワックスやシリコン系の層間離型です。ところが、数十~数ミクロンといったある程度の厚みが必要で、ラフな金型にしか使用できません。
それに対して、フッ素系の界面離型は、乾性塗膜により剥離が可能となるため、より精密性を要求される金型で利用可能です。
離型剤の使用にあたって注意する点はありますか?
水分や揮発に注意する必要があります。
どのような材質の精密金型にコーティングできますか?
硝子、シリコン、石英、Ni電鋳などです。
オーダーメードで仕様を決められますか?
ある程度、処理パターンは決まっていますが、ご希望によりオーダーメードで対応可能です。
どれぐらいのショットが可能ですか?
NiLプリント装置にもよりますので、一概には言えません。
試してみたいのですが、レンタルなどは可能ですか?
一連の装置は特殊仕様の為、デモ機はございませんが、各工程のR&D機がありますで、お気軽にお問い合わせください。
装置の他の用途はありますか?
フッ素系コーティング剤の塗布するのに最適な機能をそろえており、精密金型以外のワークへも対応可能です。
ナノインプリントの応用事例はどのようなものですか?
マクロレンズや回折格子、光導波路等の光学部品やHDなどのパターンドメディア等多々応用事例があります。

クリーンブースについて

ビニールブースだと清浄度が劣りませんか?
フィルターを通した清浄な空気を送ってますので、クリーンルームと比較しても遜色ない清浄度が維持されます。
クラス1,000ってなんですか?
米国連邦規格(Fed.Std.209D)の清浄度の規定です。0.5μm以上の大きさの粒子が、1立方フィートあたり1,000個以下をの状況です。ISO清浄度クラス6と同じ
ビニールシートには種類がありますか?
透明の帯電防止シート(0.5t)が標準です。その他、ご利用の目的に応じたUVカットシート、遮光シート等シートを選択できます。
ビニールシートの耐久性はどのくらいですか?
ご利用環境にもよりますが、7〜8年程度は充分ご利用できる丈夫な素材です。日常から清掃を行って頂けますとより永くご利用いただけます。
出入口にはどんな種類があるのですか?
通常はビニールカーテンがカーテンレールで吊下げられてます。片開き、両開きご選択ください。自動扉、クリーンルーム用扉等の特殊扉も対応可能です。
クリーンブース内の照明はどうするのですか?
標準的な照度は700Lux程度で、逆富士タイプを多く使います。
FFUはどこに付けるのですか?
基本はブース天井に取り付けます。
風量は制御できますか?
FFUをインバーター調整することで風量制限が可能です。
温度コントロールはできますか?
ブース用にエアコンを取り付けることで可能です。
湿度コントロールはできますか?
可能です。しかしクリーンルームと違い密閉性が低いため湿度コントロールは難しいです。
既設の床は利用できますか?
発塵しない、堆積させないために平滑面の床が必要です。一般的にはロンリューム(塩ビシート)、エポキシ系の塗り床等が必要になります。
現在使用中のクリーンルームの改造は可能ですか?
クリーン度アップ、拡張、レイアウト変更等可能です。現状を拝見させていただきご提案させて頂きます。
天井が低いのですが設置できますか?
天井上にFFU、ダクト類が据付されます。ルーム内に設置する装置の高さを考慮し、現在の天井に対応できるご提案をさせて頂きます。
床は特殊な作りが必要ですか?
発塵しない、堆積させないために平滑面の床が必要です。一般的にはロンリューム(塩ビシート)、エポキシ系の塗り床等が必要になります。
HEPAフィルターとは何ですか?
主にクラス1,000〜100,000レベルのクリーンルームで使用します。0.3μmの粒子に対して99.97%以上の補修率をもつ高性能フィルターです。
ULPAフィルターとは何ですか?
主にクラス1~100レベルのクリーンルームで使用します。0.15μmの粒子に対して99.999%以上の補修率をもつ超高性能フィルターです。
プレフィルターって何ですか?
細かいごみを取り除くHEPA,ULPAの前に取り付けることで、大きなごみを取り除きます。
現場を見ながらの打合せは可能ですか?
問題点を早く解消でき、より具体的な提案が可能です。是非現場を拝見させてください。
小さな改造は対応してもらえるのですか?
我々の得意分野は大手が対応を渋るニッチな案件です。どんなに細かいご要望でもご相談ください。
HEPAフィルターの交換のみは可能ですか?
可能です。現在ご使用のものよりも、お安くご提供できるかもしれません。是非ご相談ください。
他メーカーのメンテナンスや改造は可能ですか?
対応させて頂いております。是非一度ご相談ください。
工期はどのくらいですか?
一日で完成する小型クリーンブースから、何ヶ月もかかる大型クリーンルームまで仕様によって異なります。打合せ時に確認させていただきます。
設置予定場所が100V電源しかないのですが対応可能ですか?
局所作業向けの小型クリーンブースでしたら照明、コンセントにつきましても100Vで対応可能です。ただし30A以上の設備は単相200V/100Vの電源が多く、空調用には三相200Vが必要となります。原則的に制御盤までを1次側工事としてご支給頂いていますが、ご要望があれば承ります。
電気はどのくらい必要ですか?
ブース・ルームの広さ、設置設備、温度湿度管理の有無等からの仕様により使用量がかわります。打合せ時に確認させていただきます。
設置に際し事前に工事は必要ですか?
空調設備の電源、冷凍機の排水、加湿時の給水等必要です。クリーンルーム以外の領域に出入りしないように、一般的には1次側工事は別途にしておりますが、ご要望があれば承ります。打合せ時に確認させていただきます。
見積・積算には費用が発生しますか?
お見積りは無料です。
仕様以外に価格に影響するものは何ですか?
搬入にクレーン等の重機が必要な場合、冷媒配管の距離が長くなる場合、等々、設置場所、工事制限等には追加費用が発生する場合がございます。
全国どこでも対応可能ですか?
大変申し訳ございません。設置後のメンテナンスも考慮し、関東近郊と限らせていただいていおります。ご了承下さい。

その他

共同実験やテストなどは行っていますか?
ご対応させていただいてます。お気軽にご相談ください。
技術的なことで相談したい。
ご対応させていただいてます。お気軽にご相談ください。
特別な仕様への対応は可能ですか?
ご対応させていただいてます。お気軽にご相談ください。
どのような導入実績がありますか?
詳細はこちらから
材質としてアスベストを使用していませんか?
当社商品にはアスベストは使用していません。
旧製品のサポートは対応可能ですか?
弊社営業技術部(03-3830-7900)までご連絡ください。 ご対応させていただきます。

用語集

ARコート(Anti Reflection coating)
光の反射や映り込みを防止する目的で、ガラス板や液晶パネルの表面、光学レンズ等、光の反射を防ぎたい場合に採用されています。真空蒸着、スパッタリング、あるいはディップコーティングなどのWETコーティング手法により、塗布~乾燥/硬化させることにより膜を形成するといった方法で、レンズなどの表面に薄い膜を作り、コーティングします。
COP
シクロオレフィンポリマー樹脂。透明性が高く、また低吸水性の性質を持ち、光学用材料と利用されています。
IR乾燥
赤外線照射装置を用い、ディッピング後のワークを乾燥させる手法。
Layer By Layer
交互吸着法の別称。
L膜
清浄な水面に両親媒性分子を静かに少量滴下することによって、分子が水と空気の界面に一分子一層からなる膜が形成される。これらのことをLangmuir膜(またはL膜、水面上単分子膜、Langmuir monolayer)と言う。
LB膜
水面上の単分子膜を固体状態に保ったまま,ガラス等の固体の基板を,水面を通過して上下させることで,単分子膜をその基板の上に移してできた膜を単分子累積膜,あるいLangmuir- Blodgett膜(略してLB膜)という。
PMMA(ポリメタクリル酸メチル)
アクリル樹脂の一種。
PP
ポリプロピレン (polypropylene) の略称。強度が高く、吸湿性がなく、耐薬品(酸、アルカリを含む)性に優れているため、治具などの材質に使用されます。
SS
一般構造用圧延鋼材(Steel for Structure)の略称。ディッピング装置の場合、焼付塗装を施すことにより、耐熱性や耐食性の不要な箇所に用いられます。
SUS304
オーステナイト系ステンレスの代表的な鋼種。耐食性、加工性などに優れ、幅広い用途で使用されています。
UVオゾンクリーナー
「紫外線オゾンクリーナー」「UV洗浄装置」「UV表面改質装置」などと呼ばれ、 184.9nmと253.7nmの波長を主波長として、有機物の除去、樹脂等の表面改質を行う装置。 詳細はこちらから
UV乾燥
UV硬化(紫外線硬化)型の液をコーティング後、365nmを主波長とする高圧水銀ランプ等を照射することによって、乾燥させる手法。熱風乾燥に比べ、短時間での処理ができる。
UVキュア
UV乾燥のこと。
UV硬化
UV乾燥のこと。
アクリル樹脂
透明性の高い非晶質の合成樹脂。特にポリメタクリル酸メチル樹脂(Poly methyl methacrylate。略称PMMA)による透明固体材はアクリルガラスとも呼ばれます。透明性、耐衝撃性が高い。
アンローダー
ディップコーターからワークを排出するユニット。 ⇔ ローダー
イオン結合
電子を失った陽イオンと電子をもらった陰イオンが電気的に引きあって結合したもの。
ウェット洗浄
洗浄液を使用して、コーティング対象物を洗浄する方法。
ウェットプロセス
常圧下で液相より成膜する手法。ディップコート、スピンコート、スプレイコートなど。 ⇔ ドライプロセス
オーバーフロー
液面の高さを一定にする目的と、コンタミの除去目的でディップ槽の液を排出する方法。
化学結合
分子や結晶中で原子の間を結び付けている力。 共有結合、イオン結合、金属結合、水素結合、ファンデルワールス結合などがある。
共有結合
原子が電子を共有して結合している状態。
金属結合
金属原子を結びつけ、金属の結晶にする結合。 金属結合では原子は規則正しく並んでおり、最外殻の電子が結晶中を自由に動き回っている。
交互吸着法
環境負荷の少ない水系のコーティング手法。 詳細はこちらから
交互積層法
交互吸着法の別称。
酸化チタン
チタンの酸化物で、二酸化チタンや、単に酸化チタン、およびチタニアとも呼ばれる。光触媒としての性質をもつ。
自己集積
ナノ粒子が横毛管力等の働きにより、六法細密充填構造をつくること。
指定数量
危険物の指定数量とは、危険物規制上の基本となる数量で、危険物のランクごとに、政令で定められた数量。
シランカップリング剤
一つの分子中に有機官能基と加水分解性基の両社を併せ持つ有機ケイ素化合物のこと。それぞれが有機物と無機物に化学結合することによって、化学的性質の異なる物質を強固に結びつける働きをします。
シリカナノ粒子
ディップコーティングによって、粒子配列時に用いられる粒子の一種。

詳細はこちらから

ストローク
ディップコーターの上下の可動距離。コーティング対象物の短い方に合わせられることが多い。 ストローク画像
スピンコーター
高速で回転させた平板上のワークに液滴を落下させ、遠心力で薄膜をコーティングする装置。
スプレイコーター(スプレーコーター)
コーティング液をワークに対し噴霧し、コーティングする装置。立体物へのコーティングが可能だが、コーティング液のロスが多い。
スラリー
固体と液体の混合体。 スラリーの性質は構成要素する液体と粒子の性質、液体中の粒子濃度により異なる。
ずり速度
ひずみを与える速度のこと。「せん断速度」「速度勾配」とも言います。
接触角
液体を固体表面に滴下すると、液体は自らの持つ「表面張力」で丸くなります。
この時、液滴の接線と固体表面とのなす角度θを「接触角」といいます。
テフロン
化学的に安定で耐熱性、耐薬品性に優れるフッ素樹脂。ポリテトラフルオロエチレン (PTFE)の商品名。 ディップコーティング装置ではタンク、配管等耐酸性を要求される場所にコーティングを施すことがあるが、高価。
ナノインプリント
詳細はこちらから
濡れ性
濡れ性は、液体と固体の表面張力および液体と固体の接触面積で決まります。ディップコーティングにおいて、ワークの表面改質などによって濡れ性を良くすることが必要です。
熱風乾燥
ディッピング後のワーク表面に、シースヒーター等で温めた空気を送ることによって、乾燥させる手法。UV乾燥に比べ時間がかかる。溶剤を含むコーティング液の場合、熱風を循環させず、フルワンパスにより乾燥させるため、熱効率は落ちる。
ハードコート/ハードコーティング
樹脂など表面が傷つきやすい材質の表面に被膜を被せることによって、キズから守る方法。ガラスや金属に比べ、ポリカーボネード等は対スクラッチ性が低く、ハードコーティングを施すことにより傷つきにくく処理を行ったりします。
バインダー
結合剤
撥水コーティング
水滴付着を防止する為のコーティング。
撥油コーティング
指紋など油の付着を抑える為のコーティング。
光触媒
光を照射することにより触媒作用を示す物質の総称。代表的な物質は、酸化チタン(TiO2)がある。他の素材に担持させる際に、ディッピングによることがある。
表面改質
紫外線照射やエキシマ照射、プラズマ照射等により、濡れ性や接着性の低い樹脂などの表面の濡れ性をあげたりすること。
表面張力
表面にいる分子は、他の分子と結合できないため、内部(バルク中)にいる分子よりエネルギーが高くなる。この表面にいるゆえ高くなる自由エネルギーを、単位表面積あたりで表わしたもの。
ピン止め効果
固体の表面が角張った屈曲を持つ時、そこに近づいた液滴が、その地点より進めなくなる現象。
ファンデルワールス力
電荷をもたない中性の原子、分子間などで主となって働く凝集力の総称。
フォトレジスト
フォトリソグラフィに用いられる感光性を有した物質。PCBパターン向けにディッピングを用いることがある。
ポリカーボネード(polycarbonate:PC)
熱可塑性プラスチックの一種。透明性・耐衝撃性・耐熱性・難燃性などにおいて、高い物性を示す。
メニスカス
ワーク引上げ時に、ワーク表面との相互作用によって形成される、液面の屈曲である。
横毛管力
界面や膜中に分散して存在する物体間に、表面張力を介して界面と平行な方向にはたらく力。
離型剤
プレス工程において、材料を金型からスムーズに取り出すために使用される薬剤のことを言います。
精密金型(モールド)に離型処理することによって、連続転写、高速転写などが可能になってきます。応用事例として、マクロレンズや回折格子、光導波路等の光学部品やHDなどのパターンドメディア等多々応用事例があります。
粒子配列
ディップコーティング装置で、ナノ粒子を分散させた液槽からガラス等を超低速で引き上げる事により、ナノ粒子間の横毛管力によって、ワーク表面に六法細密充填構造をつくること。
六法最密充填構造
結晶構造の一種。移流集積法によって粒子配列を行ったとき形成される。
ロールトゥーロール
ロール状のワークを途中でディップし、乾燥・巻き取りして連続ディップする方法。
ローダー
ディップコーターにワークを投入するユニット。 ⇔ アンローダー
ガラス転移点
非晶質固体材料にガラス転移が起きる温度をいいます。
治具
ディップコーティング対象物を保持する部品。クリップ状などがあります。
ディフェクト
粒子配列時の欠陥のこと。
ディップコーター
ディップコーティングするための装置。単純に上下機構のみの装置から、引上げポイントや上下パターンをプログラムできるもの、その他前後の機能まで追加した装置などがあります。ディッピング装置、ディップコーティング装置とも呼ばれます。
ディップコーティング
コーティング対象物を、コーティング液に浸漬して、引き上げることにより製膜する装置です。ディッピング、含浸法などと呼ばれることもあります。平板だけでなく、立体物などへのコーティングも可能。
ドライ洗浄
洗浄液を使用せずに、紫外線照射やプラズマにより有機物を除去する洗浄方法。
ドライプロセス
真空中で成膜する手法。蒸着、スパッタなど。 ⇔ ウェットプロセス
ニュートン流体
ニュートン流体とは、ずり速度により粘度が変わらない流体をいいます。例としては、水やオイルなどです。 一方、非ニュートン流体はずり速度により粘度が変化します。例として、生クリームやマヨネーズなどです。 一般にディップコーティングにおいて、コーティング液はニュートン流体が適しています。
バーコーター
平板のワーク上にコーティング液を滴下させたあと、ギャップを調整したスキージを前後させることによってコーティングする装置。
バイトン
Viton。デュポン社の商標で、一般名称はフッ素ゴム。耐薬品性などがPPより高い。
ポリスチレン
polystyrene(PS)。